2014年9月に公開される映画「イン・ザ・ヒーロー」。
名優といっても過言ではない唐沢さんが主演のアクション映画で、唐沢さんご自身の自伝的なお話も込みという言うことで、私も期待している作品なんですが、
映画と関連してもう一つ楽しみにしているものがあります。
そう唐沢さんの宣伝で番組に出演する際のトークです。
この記事を書いているのは8月25日なんですが、映画の公開は9月6日。
おそらく今週あたりから、映画の宣伝のために情報番組やワイドショーなんかに出演したりするんではないでしょうか・・・
トークが上手すぎる!
唐沢さんの番宣(映画も)の特徴は、とにかくしゃべりまくるというものです。
恐ろしいのがそのトーク力が芸人さんを凌駕するほど優れているということですね。
時にはそのトーク力が宣伝しなければならない作品の役とかけ離れてしまっていることから、番宣から外されることすらあるんだとか・・・
もったいないですね。
芸人さんがMCの番組では積極的に企画にまで参加します。
以前ダウンタウンの番組で映画の宣伝をしに来た時(たしか20世紀少年の宣伝だった気がします)、村上ショージさんのあまり笑いが起こりそうにない企画にも率先して参加し、ダウンタウンよりも笑いをとっていました。
例え、番宣であったとしても、人を楽しませることに余念がない!
俳優唐沢寿明のエンターテイナーとしての在り方がよく出ていますよね。
番宣で語るエピソードが面白い!
唐沢さんは番宣に出演した時、宣伝もきっちりすることで有名ですが、何より視聴者を引き付けるのが、聞かれたことは基本的に答えるという姿勢です。
今回の「イン・ザ・ヒーロー」の元になったとも考えられる、ご自身のデビューがスーツアクターであるという点や、中卒であるということ、キャバレーの呼び込みをしていたことなど、
基本的に普通の俳優さんなら、テレビであまり言いたくないことも、普通に話してくれます。
現在のご自身があるのは、過去の自分があるから
という考え方の元、自身の過去は基本的に隠すことなくお話になります。
このサービス精神の旺盛さ・・・
番組で共演した司会者も、気兼ねなく質問できるため、唐沢さんが番宣で出演すると、記憶に残る面白い回になることが多いんですよね。
個人的に唐沢さんのサービス精神がよく出ていると思うコメントは、
結婚した際の記者会見で、妻である山口智子さんのファンが結婚を残念に思っているのではないか?
という質問に対して、
「偶に貸し出しますよ(笑)」
と答えたことです。
ユーモアあり過ぎじゃないですか?このコメント・・・
意地が悪い記者の質問の圧倒的に上回る返答で返す。
唐沢寿明恐るべし・・・
なぜトークが上手いのか?
では唐沢さんてなんでこんなにトークが上手いんでしょう?
思うに、唐沢さんの脳に関係があるんではないかなと・・・
唐沢さんって話すときはかなり擬音が多いです。
「ババーン、どがががーン、バキューン」とか
これって頭の中にこれから話すことのイメージが絵としてきちんとある人の特徴なんだそうです。
日本人はなぜか事象を言葉で説明しようとする人が多いらしく、基本的に頭で論理的に筋立て手離そうとする人が多いみたいなんですが、
唐沢さんは頭の中にある「絵」をそのまま言葉にしようとするため擬音が増えてしまう様です。
この頭に絵があるというのは、とても重要で、頭にある絵を事細かに描写するようにしゃべることで、聴いている私たちにその描写が映像としてイメージされやすく、
面白いエピソードがより一層面白く聞こえてしまうんですね。
おそらく、唐沢さんは役を演じる時も、話をするときと同じように、役の事細かなイメージ(絵)を他の俳優さんより明確に持って演じているんではないでしょうか?
普段の人となりと演じる役が極端に違うものが多いのも、こういった脳内イメージの明確さが人よりすぐれているが故のことだと思います。
俳優としてのポテンシャルがトークにも反映されている、雅に生粋のエンターテイナーですね^^
以上「唐沢寿明のトークが上手すぎる!番宣で語るエピソードが面白い!」の記事でした。最後まで読んでいただいてありがとうございました。